ドコモを解約して格安SIMに乗り換えたら8万円請求された話
先日かれこれ10年近く利用していたドコモを解約し、格安SIMに乗り換えをしました。
乗り換えた先はLINEモバイル。
LINEモバイルは3GB以上のコミュニケーションフリープランであれば、LINE・Twitter・Facebook・Instagramの4つのSNSアプリが無制限で利用でき、月額1,690円となるドコモ回線を利用したMVNOです。
これまで利用していた電話番号を引き続き利用するため、ネットからMNP予約番号を取得し、LINEモバイルに移行しました。
通常ドコモの解約時に必要な費用はよく知られている2年縛りの9,500円です。
そしてMNPを利用した転出の場合は2,000円必要になるため、合計11,500円で移行(解約)することができます。
しかし今回の移行は、2年縛りの期間が終わっている更新月となっていたため、9,500円は発生しません。
そのためMNPを利用した転出に必要な費用「2,000円」だけで済むはずなのですが、その2,000円を含んだ約80,000円の支払いとなってしまいました。
解約時に精算されるのは「解約手数料」「MNP転出費用」だけじゃない
スマホを購入する際、支払い方法はどうしていますか?
分割で支払うことによって、頭金も無しでスマホを購入することができるため、分割で月々の利用料に合算して支払いをしている人も多いのではないかと思いますが、この分割で支払っていた機種代の支払いの残りが解約時に一気に精算され、今回80,000円の支払いになったというわけです。
この費用はいきなり明細書に記載されるわけではなく、MNPを利用した転出をネットで行う際に、表示されます。
また、ショップで行う場合も店員さんに説明されるでしょう。
そもそも一括で支払うか分割で支払うかだけの違いなので、損をしているというわけではありませんが、格安SIMに乗り換える際に高額な請求が来たときにはこのスマホ代の残額の請求ということになります。
ただし、スマホ代には月々サポートといって割引が適応され、その割引が24ヶ月に渡り割り引いてくれるという仕組みがあります。(割引額は機種によって異なる)
そのため、ドコモを使い続けていた場合の機種代の支払いは80,000円ではなく、40,000円くらいになるのですが、そもそも月々の支払いが高いため、今高額な請求が来ても今後数十年使い続けるだろう月々の支払いを抑える方がこの先を見ると節約できる費用は多くなるため、早めの移行をすることに決めました。
もし大手キャリアから格安SIMに乗り換える際に高額な請求があった場合は、スマホ代の支払いが残っているという可能性が大きいので、乗り換えを検討している方は、どれくらいスマホ代の支払いが残っているかを確認した方がいいかもしれませんね。