iPhone発売から10年 これまで発売されたiPhoneの進化の歴史を振り返ってみる
2017年1月9日にiPhone誕生から10年を迎えました。
日本ではソフトバンクから2008年に「iPhone 3G」が発売され、外出先でもパソコンと同じようなことができる!とびっくりしていた記憶があります。
その当時ソフトバンクのみの取扱だったため、周りの友人達もこぞってドコモからソフトバンクに乗り換えていきました。
そして今では大手3キャリアすべてがiPhoneを取扱い、SIMフリーのiPhoneもアップルストアやアップルのサイトから購入することができるようになったため、キャリアに関係なく手に入れることができるようになったiPhone。
iPhone6辺りから、機能面であっと驚くような新機能というのは少しずつ減ってきましたが、以前はiPhoneの新作が出るたびに、こんな機能が付くのか!
とワクワクしていた人も多いのでは無いでしょうか?
そこで、これまで日本で発売されてきたiPhoneの進化の歴史を振り返っていきたいと思います。
- iPhone 3G(発売日:2008年7月11日)
- iPhone 3GS(発売日:2009年6月19日)
- iPhone 4(発売日:2010年6月24日)
- iPhone 4S(発売日:2011年10月14日)
- iPhone 5(発売日:2012年9月21日)
- iPhone 5S(発売日:2013年9月20日)
- iPhone6 / 6Plus(発売日:2014年9月19日)
- iPhone6S / 6S Plus(発売日:2015年9月25日)
- iPhone 7 / 7Plus(発売日:2016年9月16日)
- 最後に
iPhone 3G(発売日:2008年7月11日)
主な仕様
・タッチパネル対応で画面にタッチして操作する
・テキストのコピペが不可だった
・PCメールが受信可能
・WordやExcelのデータを閲覧可能
・2本指で拡大・縮小が可能
タッチパネルで操作ができる。文字入力方法を変えることができるなど、今では当たり前の機能ですが、この当時は画期的でした。
iPhone 3GS(発売日:2009年6月19日)
主な変化
・iPhone3Gに比べ3倍速くなった
iPhone3GSの最大の特徴はスピード。
デザインはiPhone3Gと同じですがスピードがiPhone3Gに比べ3倍ほど速くなり、SPEEDの頭文字である「S」が付きました。
ちなみに、2009年7月10日に日本で初めてAndroidを搭載したスマートフォン「HT-03A」がドコモから発売されましたがフリーズも多く、2本指では拡大・縮小もできず、右下に表示されている「+・-」をタップして拡大・縮小を行うという仕様でした。
iPhone 4(発売日:2010年6月24日)
主な変化
・背面が強化ガラスになり、フラットデザインとなった
・液晶画面が高精細のRetinaディスプレイになった
・背面カメラにフラッシュが付いた
・全面にもカメラ(インカメラ)が付いた
Retinaディスプレイにより、大きく拡大しても文字が潰れることなく読むことが出来るようになりました。
現在ではスマホでも見やすいようにスマホサイズに合わせた仕様になっているサイトが多くなっていますが、当時はまだPCサイトをiPhoneで見ることが多かったため、サイト閲覧での拡大・縮小は必須でした。
iPhone 4S(発売日:2011年10月14日)
主な変化
・音声認識機能Siri搭載
・au取扱開始
スティーブ・ジョブズが亡くなったのが2011年10月5日ということもあり、iPhone 4Sは「for Steve」から「4S」と付けたのではないかとの噂が出ていましたが、この説は今や都市伝説化してしまいましたね。
今までの命名の流れから「S」が付くのは自然の流れでしたから…
iPhone 5(発売日:2012年9月21日)
主な変化
・Lightningコネクタに変更
・縦横比3:2のディスプレーから16:9に変更
・3.5インチから4インチへ
・LTE対応
本体サイズの幅が細くなったことから片手で操作しやすくなり、今でも採用されているLightningコネクタとなりました。
iPhone 5S(発売日:2013年9月20日)
主な変化
・指紋認証追加
・コントロールセンター搭載(iOS7)
・新色ゴールドが追加
・ドコモが取り扱い開始
今ではAndroidでも数多くの機種が採用している「指紋認証」がいち早く採用しました。
指紋認証によりラクにロック解除できるのはもちろん、AppStoreで簡単に認証しアプリのダウンロードなどが可能になりました。
iPhone6 / 6Plus(発売日:2014年9月19日)
主な変化
・背面カメラレンズが出っ張る
・大型サイズのPlusシリーズ登場
・4インチから4.7インチへ拡大、Plusは5.5インチ
iPhone6はサイズが4インチから4.7インチへと大きくなったことから、使いづらいとiPhone 5Sに戻した人もいました。
そして、今でもそうですが背面カメラが出っ張って来たのもここからです。
iPhone6S / 6S Plus(発売日:2015年9月25日)
主な変化
・3D Touch搭載
・新色ローズゴールド追加
iPhone6Sの最大の特徴は「3D Touch」です。
メールやリンク先を開かなくても、強めに押すことでプレビューが表示されたり、LINEを既読にすることなく見ることができると話題になりました。
iPhone 7 / 7Plus(発売日:2016年9月16日)
主な変化
・イヤホンジャック廃止
・耐水対応
・新色ジェットブラック追加
・ホームボタンが物理ボタンからセンサータイプに変更
Suicaが使えるようになったことからiPhoneで改札を通ったり、買い物することができるようになり、非常に便利になりました。
そして「IP67」のに対応したことにより、お風呂などで使う場合でもジップロックに入れる必要もなくなりました。
しかし、イヤホンジャックの廃止に関してはあまりいい反響はありませんでしたね。
最後に
これまではiPhoneがスマートフォンの最新的な技術をつくり、Androidがマネをするという流れでしたが、今や逆になりつつあります。
2018年に発売される「iPhone 7S」もしくは「iPhone 8」はあっと驚かせてくれる新機能を搭載してくれるでしょうか?
※iPhoneSE、iPhone5Cは大きな変化がある機種ではないため省きました。